読者の疑問

ビレッジハウスって家賃が安いって聞きました
部屋を借りるまでの手順など教えて!
このような読者の疑問にお答えいたします
ビレッジハウスはセーフティネット住宅として政府に認められた民間による賃貸住宅サービスです
驚きの初期費用や家賃などに加えて、物件探しから入居までの流れと入居時に必要な書類など豊富な参考画像とともにまとめてみました
筆者は建築関連で20年働いた後不動産会社で4年勤務
宅地建物取引士であり、自らの引越経験も12回あります
この経験を生かして執筆しています
ビレッジハウスとは
2017年に制度廃止された雇用促進住宅を買収して、低価格賃貸住宅「ビレッジハウス」として入居者募集を開始2016年に設立したビレッジハウス・マネジメント株式会社(ソフトバンクグループ傘下の米投資会社フォートレス・インベストメント・グループ)が運営しています
初期費用が日割り家賃のみで入居できる物件が多く、フリーレントや引っ越しサポートを利用すると3か月ほぼ無料で入居できるなんて物件もあります
賃貸住宅約10万戸の運営事業を手掛けており、国土交通省が2021年度予算概算要求でも強化していく方針を示した「住宅セーフティネット制度」においてビレッジハウスの登録物件は全体の27%を占めている
(2020/9/28現在住宅新聞調べ)
参考
(セーフティネット住宅とは)「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(住宅セーフティネット法)」によるもので主に単身の高齢者や障害者、低額所得者世帯といった要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅について登録制度


ビレッジハウスの特徴
- 職業・年齢・国籍不問(高齢者や外国人、安定した職業を持たず入居審査に通りにくい人でも入居しやすい)
- 礼金・敷金、更新料、共益費は不要(ゼロゼロ物件)
- 仲介会社を経由しない場合は仲介手数料不要
- 初期費用は当月分の日割り家賃のみで良い
- 内見以外、申込から契約までインターネットや電話で完了できる (必要書類は郵送による)
- 火災保険は自動付帯でついている(家財保険は自分でかける必要あり)


◆外観/やはり古さは否めないですね マンションというより団地のイメージです

◆モデルルーム洋室/壁、柱を白くペイント、床はクッションフロア張り替え
(照明、家具、小物は付属しません)
メリット
- 初期費用が安い
- 家賃が相場より安い
- リフォームしている物件が多い
- 入渠審査が緩い
- 内見のみで手続きは家で出来る

◆間取り図/2Dkの物件ですが1~2人用の間取りです
収納が2間もありうれしいですね

◆浴室/小さいお風呂で足は延ばせません
浴槽は新しいポリバスに入れ替えしています
シャワーがあるので問題なしですね
配管は剥き出しです

◆トイレ/ここのトイレはウォシュレット付きで問題なし
デメリット
金銭的なことを除くと圧倒的に建物が古いことによって引き起こされる、古い、きたない、設備が古い、水圧が弱い、などと住民に対しての悪評、外国人が多い、年寄りが多いなどがあげられる
- 2年以内に退去する場合は解約違約金が発生する
12ヶ月未満の解約の場合:賃料等の3ヶ月分・12ヶ月以上24ヶ月未満の解約の場合:賃料等の2ヶ月分 - 保証人不要だが収入源がはっきりしない場合で連帯保証人が必要になることがある
- 退去時に室内クリーニング費は実費での支払いが必要(㎡数×@1,100円税別)*2020年11月現在
- 建物が古い
- 音がうるさい
鉄筋コンクリート造りの物件が多いですが古い物件なので現在のものに比べて音が漏れるなど
ビレッジハウスの入居までの流れ
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1物件検索

ホームページからお部屋を検索します
良い部屋が見つかったら内見の申込をしておきましょう
0120-226-023
営業時間 9:00~20:00(年末年始を除く)
営業時間 09:00-20:00(毎日)
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2内見
内見の日時を予約して現地で管理人さん立ち会いのもと内見
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3申込
内見して気に入ったら申し込みをします
申込は内見当日現地でも又インターネットや電話でもできます
銀行届出印、身分証明書、収入証明を内覧時に持参すればその場で申込み可能
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4審査
必要書類が全部そろったら審査に入ります
通常であれば2~3日で連絡が来ますが、審査がスムーズにいかない場合もあります
1週間して連絡が来なければカスタマーセンターへ問い合わせてみましょう
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5契約
契約は書類やインターネットでのやりとりです
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6入居
鍵を受け取って入居します
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ビレッジハウスは不動産屋を通さずにHPから直接申し込むと仲介手数料がかからないでさらにお得!
審査について
審査の必要書類
申込時に必要な書類
① 身分証:以下の2点
- 公的身分証: 運転免許証、健康保険証、住基カード、在留カード(外国人)、外国人登録証(外国人)など
- 住民票の写し(発行から3ヶ月以内のもの) ※住民票の写しは契約時までに必須
② 収入証明: 所得証明書、直近1ヶ月分の給与明細
申込者が勤務者の場合、給与明細または収入証明書の提出が必須
申込者が勤務予定者の場合、収入証明書の提出が必須
※勤務者・勤務予定者ともにビッレッジハウス所定書式による「収入および就業証明書」の提出でも可
・申込者が年金受給者の場合、公的年金証明書の提出が必須
・申込者が生活保護受給者の場合、生活保護受給証明書の提出が必須
・申込者が自営業者の場合、税務署で交付される納税証明書(その2とその3)の提出が必須
・申込者が法人の場合、決算報告書(貸借対照表・損益計算書)の提出が必須
※上場企業やそれに準ずる規模の企業の場合は提出不要となる場合もあり
④ 口座振替予定口座の通帳の写し
インターネットバンキングを利用している場合は、オンラインでも登録できます
原則として、入居者の指定する預金口座からの口座振替にて支払い
⑤給与受領口座の通帳の写し
審査にかかる日数
必要書類がすべてそろってから早ければ2~3日、時間のかかる場合は10日ほどかかる場合もあり
審査に通らない事例
反社会的勢力に関連しない限り基本的には入居可です
私が仲介して唯一審査落ちした人は破産者で生活保護の受給前の申し込んだ65才の男性で連帯保証人を求められたが、手配できず審査が通らなかったことがありました
確定した収入が無かったり保証人がいない場合は落とされることも有ります
結構ゆるゆるの審査ですが重度の精神障害などある場合に断られることも有ります
参考*不動産会社で仲介時に使用する書式です

まとめ
ビレッジハウスを視野に入れて考えた時いろいろな評判が飛び交っていて本当はどうなのか気になる人が多いと思います
安くて、初期費用が少なくて、入居のハードルも低いという事で選択する人も多いと思います
同程度の条件で考えた時、ビレッジハウスはベストな選択肢の一つだと思います
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