家賃値上げの通知が突然やってきた!
泣き寝入りなんかしないから!って気持ちで電話で区役所に相談
家賃の供託制度を知って模索したけど不動産の専門家になった今その時にどうしたらよかったか考えてみます
その後宅建士になった私の体験記です
筆者は建築関連で20年働いた後不動産会社で4年勤務
宅地建物取引士であり、自らの引越経験も12回あります
この経験を生かして執筆しています
ちょっと古い時代の筆者の体験記
都内某所の高級住宅地外れのマンションに入居して1年ほどでそのお知らせはやってきました
この記事の執筆の為、グーグルマップで見てたらなんと解体されてました
どんな物件だったか
世田谷通り沿いにあった3階建てのマンション
35年ほど前の話ですが、物件はすでに築20年は経っていたと思います
家賃50,000円1Dkで6畳一間にキッチン4.5畳、風呂トイレは3畳のスペースに配置されていてやたら空間が広い(まだユニットバスが普及してなかった)タイプの単身マンションでした
近隣で言うと6万5千円ぐらいが相場でその後引越すことになった神宮前のマンションは8万円超えてました
近辺の家賃と比べると築年数が古いことと、駅から徒歩12~3分かかるなどの理由から広さの割にはリーズナブルな物件だったと思います
いつごろどんな風に知らされたのか
入居して1年たったころに突然大家からのお知らせがポストに投函されていました
1月中旬です
マンションをリフォームするので一時的に引っ越してほしいと、又ベランダ部分をインナーバルコニーにするので家賃は2万円ほど値上げするとのことでした
引越しの費用はもちろん大家もちとのことでしたが
今でもカツカツなのに・・・・どうしよう!
と凄く不安でした
私のとった行動
役所に相談
当時インターネットなどはなく
どこかの相談機関に電話で相談した記憶があります
多分、世田谷区役所だったと思います
結果は家賃の供託すれば立退きせずに同じ家賃で住んでいられると説明を受けました
とりあえず一筋の光明が現れたことにより周りの人の反応が気になりマンションの住人に聞いてみることにしました
住人に聞いて回った
2月終わりごろ
住人は私が入居した当時で12件中8件ぐらい、うち2件は家主の親類
通知が来てさっさと引っ越してしまった人も多く、通知後1か月ぐらいで4件に減っていました
隣の人も女の子だったので一緒にマンションの住人宅をまわって対処方法を聞くことにしました
一人は
5千円ぐらい高いが駅近の物件を代わりに探してもらって初期費用と引っ越し代を出してくれると言ってるのでそれで納得
他のもう一人は 値上げに納得
残りは私とその女の子、困った同志意気投合して居座ろうという事になりました
居座り失敗で引越しを選択
4月初旬
しかし意志を変えることに!!!
とにかく工事が始まってから大変な騒音に悩まされました
部屋の内部を解体しているのですから当たり前でしょうが振動も凄くておちおち寝坊できない状態
おまけに平日が休みだったため工事8日目で引越しを決めました(´;ω;`)ウッ…
管理会社に連絡して交渉
●供託のやり方もあまりわからないし
●毎日働かないと食べていけないし
●時間もお金もない状態
めちゃくちゃ不安でした
結局引っ越すことになり管理会社へ連絡
いくら払って貰えるのか交渉しました
立ち退き料としてマンションに入居時に払った初期費用30万円と引っ越し代10万円で計40万円を貰えたので直ぐに引越
引越した理由は
理由は
- 仕事が忙しく時間がとれない
- 立退き拒否で居座っていた為、工事音でノイローゼ気味になった
- 情報が少なかった為他の相談窓口がわかならかった
今のような情報が手元にある時代ではなかったのがネックとなりました
そして3つの理由が重なってだんだん引越へと気持ちが動きました
今の自分ならどうする?改善点は?
今の私なら、すぐに引越を検討します
悩んでる3か月間は時間のムダでした
味方が少ない中、一人で決断したのでもっと周りの大人を頼ればよかったかなとも思います
それで出来る限りお金を出してもらえるように管理会社と仲良くなって部屋探しを頼みます
管理会社もお客様だと親身になってくれるので、ベストだと思います
これはやはり人間の心理で一生懸命やってくれると思いますし、もうちょっと慰謝料もブンどってくれる可能性も有りです
まとめ
急な値上げ要請などで困ったときには周りの人に相談しましょう
また親身になってくれる不動産屋を見つけると相談に乗ってくれるので電話してみてもいいかも