退職しようか迷ってる人へ【辞めた方が良い会社の特徴10選】

会社を辞めるか迷っている
辞めるのは自分のわがままじゃないかな?
辞めるにしても今後どうしようかな

こういった悩みにお答えします。

職場で多くのストレスを抱え退職を考えているけど、本当に辞めてもいいのかな? これって私のわがままかも・・・

でもストレスで早死にしたり、精神病になるくらいなら 退職すべきです。

その職場ブラックです!!

今回はスタンフォード大学経営大学院のジェフリー・フェファー教授の著書

『ブラック職場があなたを殺す』を参照して【辞めた方がいい会社の特徴】をわかりやすく解説します。

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『早死にやメンタル崩壊につながる会社 10の特徴』

あなたは何個当てはまるのか数えてみてください。

①保険に加入してない

会社で社会保険や雇用保険、厚生年金などに加入していない

  • 社会保障という安心があると人間は精神に安定をもたらす
  • 待遇への不満がでる
  • 自営業以外で保険加入してないのはナンセンス

社会保険の加入で受ける恩恵は国民健康保険と比べて雲泥の差があります。

厚生年金も将来の支給額が国保より多いし、そもそも保険料の半額は会社で負担してくれます。

小さい会社だからとか創業した手で安定してないからなど思って我慢しても都合の良い社員でしかありません

②シフトワーク

働く時間が一定していない、3交代制だったりシフトが毎月変わる

  • 生活リズムを壊しやすい
  • 自分の時間の自由感が少ない

貴方は3か月先の休日が分かっていて自由に予定を入れられますか?

いつ休みになるのかはシフト表が来てからじゃないと分からないなんて、アルバイトでも最悪すぎます。

大手の工場などでは1年のシフトが決まってでいるなど先の予定が分かっているのが本来の勤務体制であるべきです。

小規模の会社では社長の「鶴の一声」で急に休みが出勤になったり出勤日の変更が頻繁にあるなら要注意

③長時間労働

 休憩がない、あるいは取れない 残業が日常茶飯事

  • 集中力の低下やダラダラとした仕事で効率が落ちる悪循環
  • 40代以上は1日4時間以上働くと集中力が急激に落ちる

仕事上、休憩をとるとパフォーマンスが落ちると言って自ら休憩を取らない人もいますが、本当にそうでしょうか?

休憩ごとに着替えなくてはならないなどで非常に手間のかかる業種であっても、大手であれば休憩は取ります。

労働基準法における休憩時間の3原則では①労働時間の途中で与えなければならない②休憩中は完全に開放されなければならない③休憩は一斉に与えなければならないとなっています

これらを踏まえてあなたの職場はどうなのか考えてみて下さい。

④業績が不安定

経営が自転車操業だったり、いつも資金繰りに追われている

  • 社員が不安になると余計に業績が落ちる
  • そもそも安定した収益化ができてないので会社の方針に無理がある
  • 資金の都合でできない仕事が多く、モチベーションが下がる

会社の業績が悪いと不安ですよね。

経理などの部署で働くとひしひしと感じることでしょう。

取引先への支払いが遅れたり、仕事を断られたりで、行動の範囲も狭まります。

一時的にたまたまであれば良いのですが、これが日常茶飯事ならば経営方法に問題があると思われます。

⑤仕事のせいで家庭や人間関係に不和がおきる

忙しすぎて家族や友人と交流ができなかったり、仕事で約束が守れなかったりする

  • “成績が上がる、いい仕事に就く、お金を稼ぐ”より人間関係が良いと幸福度が高い
  • 孤独になる
  • 楽しみが少ない

急な仕事で楽しみにしていた家族旅行を取りやめにしたり、ずっと続けていた趣味の仲間との交流会に全くいけなくなったとかで孤独は増幅します。

仕事はきちんとやるのが当たり前ですがプライバシーの充実が図れないような会社なら他にも支障があると思われます

⑥仕事に関する権限が少ない

仕事上の制限が多い、コントロールアビリティ(選択権)が少ない

  • 不満が生じやすい
  • 仕事の内容や量に関わらず自分の行動に❝選択権❞がある人ほどストレスが軽減される傾向がある
  • 個性を出せないことにより仕事への意欲が削がれる

本当はこうすればうまくいくはずだと分かっているのに決まりがあったり上司の許可が出なくて出来ないなど❝やらされている感❞が生むものは無気力です。

職場での裁量権がなくても選択肢があるだけで自由度が増し、窮屈で無くなります。

⑦仕事の責任が重すぎる

上司や経営者が自分で取れないレベルの責任を押し付けてくる。例えば売れなかったら買取りや、失敗したら全額弁償しろとかの社風。

  • もしも万が一社員が仕事でミスを犯して上手く行かなかった場合でも、会社という組織はバックアップできるようになっているのが普通です
  • やりがい搾取
  • 人材が不足している
  • 経営者の思考に問題がある

もし故意に損害を与えた場合は別として会社や経営者が責任を押し付けてくるなんて論外です。

上層部の思考自体が間違っているし、むしろ会社の体質が❝遺跡❞のようであることは間違いなさそうです

⑧仕事が少なすぎる

 仕事が少なく、時間をもてあそぶ 単調な仕事だったりでやりがい皆無

  • 人間は没頭している瞬間が好きで幸福につながる
  • 自分の時間を売っているだけでスキルアップにつながらない

窓際族などと揶揄される❝会社から仕事を奪われた人たち❞がこれに当てはまります。

辞めさせたいけどむやみに会社都合で辞めてもらうと労働基準監督署から指導が入るので取り敢えず仕事をあまり与えずに飼い殺し状態にして、自己退職をじっと待っている・・・こんな状態の社員がいるなら今あなたがその立場でなくてもいずれならないとは限らないでしょう

⑨社内サポートが少ない

 困ったときに相談できる人が社内にいない

  • いつも不安を抱えている状態で、責任感の強い人ほど負担が大きい
  • 孤独を感じる

相談できる人がいない場合は過度な負担がかかります。

聞いてくれる人がいるだけで心は救われるのですが、それもないのならきついですね。

⑩組織内の不公平がある

自分より明らかに仕事の出来ない人の給料が高かったり、えこひいきが横行している

  • 自分や他の社員も不満を抱えているので社内の雰囲気が悪い
  • 社員のやる気がそがれる

上司のお気に入りの社員や、コネ入社の同期などでも自分より明らかに仕事もできて人柄も良ければ不満は生まれません。

プラプラろくに仕事もせず遊んでいても給料が高かったり、褒められたりしているのを見て腹が立つのは嫉妬ではなく矛盾に対する怒りです。

こういう態度を見せる上司や経営者はそれを悪いとは思っていません。

治ることは無いと思った方が良いでしょう

さて、あなたは何個当てはまりましたか?3個以上当てはまると危険信号です。

上記の内容に当てはまることが多いほど不幸になります。

次のステップに踏み出すことを検討してみてください

会社を辞めるのは自分のわがままじゃない理由

「職場でのストレスが限界で退職を考えている」

現代社会は100年前には考えられなかったスピードで目まぐるしく変化しています。

他人を思いやったり気遣ってばかりだで自分を顧みないといつしかメンタルが悲鳴を上げているようなことにもなりかねません。

仕事を辞める理由は人それぞれですが、もしあなたのストレスが人間関係というより、会社の体制や、会社そのものにあるとした場合早期に退職したほうがいいと思われます。

人間関係はあうあわないなどいろいろな要素が絡み合って出来てきますが、会社の体制などは経営陣の考え方で決まっているので辛抱するだけムダなのです。

そして、そんな会社を辞めたとしてもあなたが決して我儘なんかじゃないという事です

いつかは会社が変わると思っているのは間違い

「いつかは変わるだろう」「わかってくれる時が来るかもしれない」「もうちょっとだけ頑張ってみよう」

そう思って頑張っているまじめな貴方は会社に利用されているという事に気が付いてください

こういうのはいわゆる「社畜」と呼ばれる状態なのです。

確かに変わることがあるかもしれませんが変わらないことも有るし変わらない方の確立が多いのではないでしょうか?

会社の運営を心配するのは経営者の仕事

「自分が辞めてしまったら他の社員に負担がかかる」「この業務は社内では自分にしかできない」

こんなことを思って会社を辞めることに踏ん切りがつかない人が多いのですがこれらの事を考えるのはあなたの本来の仕事ではないはずです。

欠員が出たら補充して業務に支障のないように考えていくのは経営者の仕事です

人生失敗したからと言って責任を取ってくれるのは会社ではない

貴方の人生の❝つけ❞はあなたに帰ってきます。

上司や経営者、そして同僚はあなたの人生の責任を取ってくれるわけではありません。

自分の今できることは何なのか?

我慢が美徳だった時代はとっくに崩壊しています

転職を視野にいれて準備をしておく

とはいっても急に仕事を辞めるのは家計を考えるとできないというなら転職に向けて準備を始めることをお勧めします

ハローワークはスマホを使ってWEBで仕事を検索できるし転職エージェントに登録してオファーを待つなど積極的に動いてみましょう。

筆者は50歳過ぎてから何個か資格取得しましたが、特に国家資格は自分の自信にもつながります。

毎日勉強する時間を確保し次の仕事へのステップアップを目指すというのも一考です。

毎日コツコツできる人はコツコツやらなかった場合にどうなるのか具体的に知っている

継続することが最も難しいので、この言葉を思い出して頑張って結果を出すことに成功しました。

まとめ

今の会社には良いところもあるのでもう少し頑張ってみるという結論に至る場合もあると思います。

一度しかない人生なので会社や上司や同僚の都合のためにあなたの貴重な時間を消耗する必要はないはずです。

新しい一歩を踏み出すことで今と全く違った世界が開けるでしょう。

貴方が今やるべきことは冷静に会社の価値を判断すること、そして転職へ向けての準備です。

又ブラックすぎてすぐに辞められないと思ってる方は退職代行などを利用することで嫌な思いをせずに辞められるようです。

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