『やる気が続かない』原因は根気の無さではなかった!継続を導き出す9つの方法

何をやっても続かない、三日坊主は根気のなさではなかった! 続けられる人は脳の仕組みが違うのです。
継続は脳の仕組みから導き出せる!内発的動機付けを生み出す9つの方法。

三日坊主で続かないんです!!
根気よく続ける方法はありますか?

実は簡単な習慣を見直すだけで続けられる力が付きます。一緒に見ていきましょう!

本記事は菅原洋平氏の著書「やめられない!ぐらいスゴイ 続ける技術」に基づき書いてみました。

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『やる気が続かない』原因は?

やる気が続かない原因は脳がパターン化した行動を優先するから

『一念発起して始めたことが三日坊主になってしまう』
よく聞く話で続かない人の典型のように語られます。

しかしこれはその人の根気といった「心の強さ」とは全く関係ありません。

いつも三日坊主となっているのは脳が続けられない環境を作っているからなんです。

脳は行動のたびに体に命令していては効率が悪いので行動を簡略化しパターン化します。

常に多くのことを処理している脳は可能な限り省エネで済むようにエネルギーを節約することを優先させます。

長続きしないのは、「脳が新しいことにエネルギーを使うのを避け、新しくこれまでにパターン化されているいつも通りの行動を優先しようとしていること」 これが続かない原因の基本構造です。

脳は大脳の底にある大脳基底核で行動パターン化しています。

そのパターン化は場所時間道具の位置などがいくつか基準となり、それらが正しく設定できなければ新たなパターン化はされません。

脳って結構融通が利かないんですね。
だから習慣化できないんだ!

脳は無意識のうちに出来るだけ働かないように効率よく考えられているんです。
無意識の部分を変えていけばよさそうですね。

脳の認識を変える方法

脳のパターン化した行動の認識を変更させることが出来れば、三日坊主にならないようですね。
具体的な方法をあげていきます。

習慣としての無意識の行動をやめる

ドーパミンに乗っ取られた脳を取り戻す。

馬の鼻先に大好物の人参をぶら下げて走らせる絵を見たことありますよね。

「人参=ドーパミン」これはご褒美と捉えられています。

神経伝達物質ドーパミンは依存症の原因物質なのです。

今習慣として無意識のうちに繰り返されている行動のほとんどがこの作用にあたるといわれています。

まずはこれらの無意識の行動をやめることができれば変化がおとずれます。

何事も内発的動機付け(自分の意志)で行動する

外発的動機付け=ご褒美
他人の判断で行動するのはサラリーマン。

内発的動機付け=自分の中から沸き起こるやる気
自分の判断で行動できるのがビジネスマン。

両者の違いはやっていることを失敗したときに表れます。

外発的動機付けでは失敗するとすんなりやめてしまうのに対し、内発的動機付けでは失敗してもめげずにやり続けます。

これは本人の性格とは関係なく脳の仕組みによる違いです。

脳はやらされ仕事が続けられないのです。

自分で決めたことならば恐れるも何もそもそも失敗にすらならず、むしろ成長の糧になるのです。


嫌々やっても続かないですよね。
主体性を持ってやってることって楽しくて長続きしますよね。

( 内発的動機付けとは)物事に対する強い興味や探求心、意欲など人の内面的な要因で生まれてくる動機です。賞罰や外的要因は全く関係ないのが特徴で主体的で自主的なことがあげられます。

自主性の要因と敵に注意

自主性が阻害される神経回路のトラブル

内発動機付けが障害されるアパシーという現象があります。
3つの神経回路のトラブルで引き起こされるといわれています。

  • 自分で選ぶことが失われる
  • 呼吸や心拍など体の変化から感情をつくる辺縁系からの情報が途絶えて人が変わったようになってしまう
  • 自分で行動することがなくなる

これらははっきりとした原因が分かっているものではなく医療的な力が必要になり、自分の力で改善できるものではないようです。

内発的動機付け(自主性)の敵

①ランキングによって続ける力は奪われる。

何かを選ぶときの基準としてランキングを参照しますよね。
これは失敗を恐れ失敗しないためにランキング1位のものを選ぶのです。
じぶんで選ぶ機会を邪魔している。

対策としては、後付けでよいので 自分で理由を考えて自分で選択したことにする。 

するとあなたの脳はそれが自己選択であると自分自身に伝えることで失敗してもそこから学び取る姿勢が作られます。

②周りからの「大丈夫?」攻撃をかわす

貴方が選んだリスクを伴う行動に対して周りから「大丈夫?」と声を掛けられる。

何かに新しく挑戦するときは確実にできる保証はなくリスクを伴うはず。

そこへ「大丈夫?」と聞かれれば、それは不安がないわけではないので、この言葉によって気持ちが萎えてしまったりします。

しかし この言葉かけてくる人の中で同じチャレンジをしたことがある人は一人もいません。

そしてこれは「正確には私はわからないので何も言ってあげられない」という意味の言葉なのであまり気に留めずうまくすり抜けてください。

神経回路の原因も関係するんですね。
他には自分で考えないことがよくないのかな?

判断を依存してしまうことで考える力がなくなってしまうことに脳が慣れてしまってどんどん考えなくなるんですね。

内発的動機付けを生み出す9つの方法

自分で決める方法を作る仕組み

朝イチにいきなり決める

行動を選択する力を担うのが男性ホルモンテストステロンです
リスクを伴う選択や重要な決断をするときに分泌が増えると考えられています
テストロンが自然に増加するのが起床から2時間の間です

朝日記を書く脳が重要だと思ってることの改善

日記を「これからの自分の行動指針として活用する」ならば脳に夜寝ている間に情報処理作業をさせた後で書く方がはるかにお得

外食の時注文を10秒で決める

日常場面で頻繁に登場する些細な選択画面は脳に自己選択癖をつくる格好のチャンスです

着る服の色を限定する

選択しやすいように選択肢を減らす
脳にすんなりの経験を積ませることが、将来の大きな選択の準備になる

好きなものを先に食べる後に食べる

無自覚に行っている行動を改めて自己選択してみる
自分で決めつけたりしていることは他者に合わせた選択なのでそこから脱却するために逆のことをして選択しなおす機会を与えて既成事実を作って経験させる

月に一度だけ22時前に就寝する

自分の中で決まっていた先入観を壊して選択しなおす行動につながる

歯磨きを反対側からする

脳は自ら動作を選んだことでそれがうまくできるように工夫し、不必要な情報への注意を抑制します
脳は上手に成功させるように一生懸命工夫するはずです
これによって新たに興味が湧きその作業を自分の選択で充実させることができるのです

メンターをつくらない

他人から聞かれることにより脳内では他人に選んでもらったことになってしまい失敗するとやめてしまいます
質問には適当な答えを用意しておき必要以上に口にするのはやめてみましょう

好きなことについていっぱいしゃべる

内発的動機付けによる興味や楽しみについて積極的に人に話してみましょう
人に聞かせるというより自分の脳に自分は内発的動機付けをもとに行動しているのだと言い聞かせるのです
そうすることであなたの脳は自分で選んでそこから学び続けるようになります

まとめ

これなら私も変われそうな気がします

思ったより、簡単に出来そうでしょ?
ちょっとした心がけで
貴方も変われるはずなので
頑張ってみてましょう!

今まで3日坊主だったのは自分の根気不足のせいと思っていたのに、脳の働き方に問題があったんですね
意識してほんの少し行動を変えるだけで自分が変われるのならやってみる価値ありますよね

貴方も実践して残りの人生変えてみませんか?

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